改良された生命保険 相談
価値は取引に使われるのに過剰でも過少でもない実質量になるように、物価水準が決まってくると説明されるのである。
これに対して、〈需要側〉の考え方では、株式や土地は金持ち願望も満たす。
そのため、これらの資産の流動性は高く、その価値が確実だと思えば、その価格は収益性とは直接関係がなくても拡大する。
また、それによる流動性の増大が、消費意欲を高めて好況を作り出す。
そうなれば、企業収益も土地から生み出される収益も上がるため、フ″ンダメンタルズすらよくなってくる。
好況期の株価や地価のバブルの膨張はわかりやすいが、実は不況期にも、バブルの膨張が起こっている。
物価のデフレによって引き起こされる貨幣のバブルである。
物価のデフレが続けば、貨幣の実質価値は上昇し続ける。
〈供給側の経済学〉が考えているように、貨幣が取引のためだけに必要であるというのであれば、その必要量以上に拡大し、保有される必然性はまったくない。
好況期には、こんなものがと思われるような資産、たとえばゴルフの会員権や絵画までが金持ち願望を満たして、バブルを膨張させる。
ところが、不況期には金持ち願望を十分に満たす資産は貨幣しか残されていない。
そのため、人の金持ち願望は貨幣に集中し、ダンス預金までされるのである。
なお、株式や土地あるいは現金通貨は満期のない資産であり、いつまでもその価値を保ち得る資産であるため、金持ち願望に基づくバブルが存続可能となる。
満期が有限である債券は、バブルの起こりようがない。
その理由は、満期犯おける価値がはじめから与えられているからである。
たとえば満期まで一定の金額が払われ、満期において元金が返済されるような債券を考えれば、満期日に元金以上の価値を持つはずはなく、その1年前には1回分の利子支払いと元金しかないということになり、以下期間をさかのぼっても、それ以上の価値を生み出しようがないのである。
ところが無限に続く資産では最後の精算がない。
そのため、金持ち願望を継続的に満たすことができるのである。
不況期の流動性不況期には余剰労働力や遊休資源があるため、社会的に見れば、企業はリストラによる体質改善よりも、積極的に事業を拡大してくれた方が望ましい。
単に事業を拡大して生産を増やしても、物が売れなければ仕方がない。
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